土地あり？それとも土地なし？注文住宅の全国平均の費用相場はこれだ！

土地あり？それとも土地なし？注文住宅の全国平均の費用相場はこれだ！

注文住宅は設計の自由度が高い反面、なにかと費用負担が増加する傾向があるのも事実です。そのため資金に余裕がない方の中には、後から予算オーバーに気づいて、焦ってしまうことも少なくありません。そんなことにならないように、注文住宅で必要な費用相場や自己資金のこと、あるいは資金調達ルートの確保など、事前によく調べて慎重にマネープランを作ることが肝心です。ちなみに注文住宅における全国平均の費用相場は、土地まで購入するのであれば、2020年度の公的機関の調査で約4400万円。その一方で建物部分だけの場合には、約3200万円という結果となっています。ただしこれはあくまでも全国平均であり、大都市部と地方とでは異なりますし、また同じ大都市部であっても、首都圏や近畿圏あるいは中京圏では、やはり平均相場に差があります。例えば土地込みの注文住宅で、首都圏と近畿圏を比較すると、2020年度で前者は約5100万円、後者は約4500万円と算出されています。

注文住宅は地域を選んで建てることが可能となっている

注文住宅は、地域を選んで建てることが可能となっています。土地の取得から携わり、自由な家屋の設計が行える点が、注文住宅が持つ魅力となります。通勤面や通学の利便性、周囲の環境を意識した上で、理想的な地域に住宅を造っていくことが出来るのです。注文住宅を建てる際には前もってハウスメーカーに相談した方が良いでしょう。多くのハウスメーカーでは、無料で受けられる事前カウンセリングが実施されています。住宅を造り上げるに際し、どの程度の期間や予算が必要となるのかを、前もって把握することが可能です。注文住宅では、決済のタイミングが複数回に亘って生じます。土地の取得時と家屋が完成したタイミングで、それぞれ資金を決済する必要が生じるのです。ローンを使っての住宅購入を考える方の場合には、つなぎ融資の活用も必要でしょう。拘った設計を家屋に施した際には、メンテナンスが容易に行えないことも有り得ます。アフターサポートを含めた上で、自分に適したハウスメーカーを選んでいくことが大切です。